Eat to live, and not live to eat. -Benjamin Franklin
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Indesign で索引づくり 見出しその他に関してはコチラ


索引パレットの操作
索引

  • 索引パレットを使用して索引の作成、編集、プレビューを行います。
    索引パレットには、参照と見出しの2つのモードがあります。
    • 参照モードでは、パレット内のプレビュー領域に現在のドキュメントやブックの索引項目を表示します。
    • 見出しモードでは、見出し項目だけが表示され、ページ番号や相互参照は表示されません。
    • プレビューを更新するには:
      索引パレットメニューから「プレビューの更新」を選択します。
      このオプションはドキュメントを編集したときやドキュメント上の索引マーカーを移動したときに便利です。

索引見出しの作成見出しリストの作成です。索引項目の追加とは別です

索引項目を作成する際に見出しのリストを作成、または読み込んで作業を始めることができます。
索引項目に関連付けられているページ番号や相互参照をプレビューするには参照モードを使用してください。
必ずしも索引項目を追加する前に見出しリストを作成する必要はありません。索引項目を作成すると、見出しは自動的に見出しリストに追加され、以降使用することができます。

索引の見出しリストを作成するには:

  1. ウィンドウ/書式と表/索引を選択し、索引パレットを表示します。
  2. 「見出し」を選択します。
  3. 索引パレットメニューから「新規見出し」を選択するか、パレットの下にある「新規索引項目の作成」をクリックします。
    ショートカット→( Ctrl + U )
    次のいずれかの操作を行います。
    • 最初のボックスに見出し名を入力します(例:動物)。
    • 1つ下のレベルの見出し項目を作成する場合は、2段目のボックスに名前を入力します(例:猫)。
    • 例では「猫」が「動物」の下に字下げして表示されます。
    • 既存の見出しを選択します。1つ下、あるいは2つ下のレベルの見出し項目を2段目や3段目のボックスに入力します。
  4. 追加」をクリックして見出しを追加すると、新規見出しダイアログボックスおよび索引パレットに表示されます。
  5. 「終了」をクリックして見出しの追加を終了します。
    ヒント: 追加した見出しを削除するには、「終了」をクリックしてから索引パレットで見出しを選択し、ゴミ箱ボタンをクリックします。

他のInDesignドキュメントから見出しを読み込むには:

  1. 索引パレットメニューから「見出しの読み込み」を選択します。
  2. 読み込みたい索引見出しを含むドキュメントを選択し、「開く」をクリックします。

ブックファイル内のすべてのドキュメントの見出しを参照するには:

  1. ブックファイル内のすべてのドキュメントを開きます。
  2. 索引パレットの最上部にある「ブック」を選択します(見出しモード)。
    ヒント: 索引の作成中に他のユーザがブック内のドキュメントで作業を行う場合、別のドキュメントに見出しのマスターリストを作成することができます。
    その後にマスターリストからブック内のそれぞれのドキュメントに見出しを読み込みます。
    マスターリストに変更を加えた場合、改めて各ドキュメントから見出しの読み込みを行う必要がありますので注意してください。

未使用の見出しを削除するには:

  • 索引パレットメニューから「未使用の見出しを削除」を選択します。ページ番号に関連付けられていない見出しはすべて削除されます。

索引項目の追加こちらが実際にドキュメントに索引マーカー追加するものですCtrl + U

  • 索引パレットの参照モードで索引項目を作成します。見出しモードでは頁が表示されません。

索引項目を追加するには:

  1. 文字ツールで、索引マーカを表示する位置にテキスト挿入点を置くか、あるいは索引参照の項目として使用するテキストを選択します。
    注意: 選択したテキストにインライングラフィックや特殊文字が含まれている場合、その部分は、「索引項目」ボックスに表示されません。
    また、タブ文字やEMダッシュ、著作権符号のような特殊文字は、メタキャラクタに変換されて表示されます(例えば、「^_」や「^2」)。
  2. ウィンドウ/書式と表/索引を選択して、索引パレットを表示します。
  3. パレット上部に表示されている「参照」を選択します。
  4. ブック内の開いている任意のドキュメントの索引項目を表示するには、「ブック」を選択します。
  5. 索引パレットメニューから「新規ページ参照」を選択します。ショートカット→( Ctrl + U )

    このコマンドが表示されない場合には、索引パレット上の「参照」が選択されているか、ドキュメント上にテキスト挿入点があるか、テキストが選択されているかどうかを確認してください。

  6. 「索引項目」テキストボックスにテキストを追加するには、次のいずれかの操作を行います。
    • 「猫」のような簡単な索引項目を作成するには、一番上の「索引項目」テキストボックスに項目を入力します。
      これがレベル1の項目になります。ドキュメント上で、テキストを選択していた場合、そのテキストが「索引項目」テキストボックスに表示されます。
    • 一番上の「索引項目」テキストボックスにレベル1の見出しとなる親名(例:「動物」)を入力して、すぐ下のボックスにレベル2の見出し(例:「猫」)、そしてその下のレベル3のボックスに索引項目(例:「三毛猫」)を入力します。
    • ボックスの右側にある上向きまたは下向きの矢印のボタンをクリックして、テキスト挿入点のあるテキストボックスの項目を上下に移動し、レベルを入れ替えることもできます。
    • ダイアログボックスの一番下にあるリストボックスに表示されている、すでに索引として設定済みの項目をダブルクリックすると、テキスト挿入点が置かれている「索引項目」テキストボックスの項目と置き換わります。
  7. 「読み」テキストボックスに「索引項目」テキストボックスに入力したテキストに対応する読みを入力します。
    索引項目は、この読みによってソートされます。次のような点に注意して文字を入力してください。
    • デフォルトの設定では、「記号、数字、アルファベット、かな」の順にソートされます。
      デフォルトの設定を変更するには、索引パレットメニューから「ソートオプション」を選択して変更します。
    • 「索引項目」テキストボックスに入力した索引項目が、半角のカタカナの場合は読みを入力する必要があります。
    • 全角/半角の英数字、記号などの場合は、「読み」テキストボックスに読みを入力する必要はありません。
    • 「索引項目」テキストボックスに入力した項目でソートされるようになります。全角/半角、記号が混じった項目の場合、思うようにソートできない場合もあります。こういった場合は、適切な「読み」を入力するようにします。
    • 「読み」テキストボックスには、半角のカタカナや漢字を入力することはできません。なお、「※」「・」などの全角の記号は入力することができます。
    • ひらがなとカタカナは区別され、ひらがな、カタカナの順にソートされます。アルファベットの大文字と小文字も区別され、大文字、小文字の順にソートされます。
    • 「索引項目」に同じ文字が入力されていたとしても、「読み」に違う文字を入力すると、違う索引項目と扱われます。
      例えば、「猫」という索引項目に対して、一方に「ネコ」、別の索引項目で「猫」に対して「ねこ」と入力した場合は、「猫」という索引項目が2つ生成されることになります。
      なお、この特徴を利用して、同じ単語を別の索引見出しに分類させることもできます。
      例えば、「The Cats」という語句を索引とする場合、「読み」テキストボックスに「Cats」と入力したものと、何も入力しない2つの索引項目を作れば、「The Cats」」という語句が、TとCの索引見出しの中に生成されるようになります。
      また、「de la Vega」という見出しをDではなくVに表示させたい場合、「索引項目」ボックスには「de la Vega」と入力し、「読み」ボックスに「Vega」と入力します。
  8. ページ範囲(「猫82-87のような)を持つ索引項目を作成するには、種類ポップアップメニューからオプションを選択します。ページ範囲の索引を作成を参照してください。
  9. 人名のような特定の索引項目を強調するには、「ページ番号用に文字スタイルを適用」を選択して、右側のポップアップメニューから文字スタイルを指定します。索引の書式を参照してください。
  10. ページ番号のない索引項目を作成するには、種類ポップアップメニューから「ページ範囲の圧縮」を選択します。
    ページ番号がなくても作成された索引は表示され、ページ番号は索引パレット上では、括弧に囲まれて表示されます。
  11. 他の項目を参照するような索引項目を作成するには、種類ポップアップメニューから「ここを参照」、「ここも参照」「参照」「矢印」のいずれかを選択し、「参照される項目」テキストボックスに項目名を入力するか、一番下にあるリストから「参照される項目」ボックスに既存の項目をドラッグします。
    また、種類ポップアップメニューから「カスタム相互参照」を選択すると、相互参照の項目に表示させる「を参照」や「も参照」などの語句をカスタマイズすることができます。相互参照の追加を参照してください。
  12. 設定した索引項目を追加するには、次のいずれかの操作を行います。
    • 「追加」ボタンをクリックし、索引項目を追加します。続けて索引項目を設定するためにダイアログボックスを開いたままにしておきます。
    • ドキュメント上でテキストを選択し、索引項目を設定した場合、「すべて追加」ボタンが選択できるようになります。このボタンをクリックすると、ドキュメントウィンドウで選択されているテキストと同じ語句が検索され、すべてに索引マーカが設定されます。索引見出しの作成を参照してください。
    • 「OK」をクリックして、索引項目を追加し、ダイアログボックスを閉じます。
      注意: 「追加」や「すべて追加」をクリックした直後に「キャンセル」をクリックしてダイアログボックスを閉じても、項目は削除されません。
      直前に追加した項目を削除するには、編集/索引参照ページの取り消しを選択して削除します。
  13. 索引項目の追加が完了したら、「OK」や「終了」をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
    索引マーカーがテキスト挿入点の隣に表示されます。
    書式/制御文字の表示を選択すると、索引マーカを表示することができます。マーカーの操作を参照

デフォルト設定を使用して索引項目を簡単に作成するには:

  1. ドキュメントウィンドウ上で、索引項目に登録する語句を選択します。
  2. Alt+Ctrl+uキー(Windows)またはOption+Command+uキー(Macintosh)を押します。新規ページ参照ダイアログボックスのデフォルト設定を使用し、索引マーカーは、選択した語句の前に追加されます。

    漢字など、読みが必要な語句を選択し、ショートカットで索引マーカーを設定すると、読みが入力されていないため、新規ページ参照ダイアログボックスが自動的に開き、索引項目テキストボックスに選択された語句が表示されます。
    「読み」テキストボックスに「索引項目」テキストボックスに入力したテキストに対応する読みを入力します。
    複数のページに同じ索引項目がある場合は、すべての索引項目の読みを1回の操作で変更できるため、すばやく索引項目を設定することができます。
    なお、索引パレット上で、ページ番号を選択し、索引パレットメニューから「ページ参照オプション」を選択すると、選択した索引項目だけを変更することができます。

既存の項目から新規項目を作成Altキーを押しながら

  • 索引を付けた語句をドキュメントやブック内で何度も使用することがあります。この場合、既存の索引項目から複数の索引項目を作成することによって項目の整合性を保つことができます。
    または、見出しリストを作成し、索引項目を作成する際にそこから見出しを選択することもできます(索引見出しの作成を参照してください)。

既存の項目を元に新規索引項目を作成するには:

  1. ドキュメントウィンドウに、テキスト挿入点を置くか、索引マーカーが設定されているテキストを選択します。
  2. 索引パレットで、「参照」を選択し、リストをスクロールして、コピーする項目を表示させます。
  3. 次のいずれかの操作を行います。
    • 索引パレット下部にある、新規索引項目を作成ボタンに項目をドラッグします。テキスト挿入点が置かれている部分か、選択されているテキストの前に索引マーカーが挿入されます。
    • 索引パレットで項目を選択し、Altキー(Windows)またはOptionキー(Macintosh)を押しながら、新規索引項目を作成ボタンをクリックします。新規ページ参照ダイアログボックスが表示されます。ダイアログボックスには、選択された項目についての情報が表示されています。適切な変更を行って、「追加」や「OK」をクリックします。

特定の語句すべてに索引を付ける

  • 「すべて追加」は、ドキュメントやブック内にある、指定した語句すべてに索引を付けることができる便利な機能です。
    「すべて追加」をクリックすると、InDesignでは、ダイアログボックスで指定した語句だけではなく、ドキュメント内にある、ダイアログボックスで指定した語句と同じ語句すべてに索引マーカーが設定されます(後で重要ではない内容についている項目を削除することができます。索引項目と見出しの編集を参照してください)。
  • 選択された語句を検索する場合、InDesignでは、ただ文字が合っているかどうかだけを検索し、大文字小文字を識別します。
    「cheetah」が選択されている場合、「cheetahs」と「Cheetah」に索引は付けられません。
    注意: 「すべて追加」をクリックすると、InDesignは、すでに索引マーカーが設定されているテキストにも、選択されているドキュメント内のテキストに索引マーカーを付けます。

「すべて追加」を使用して複数の索引項目を作成するには:

  1. ドキュメントウィンドウ上で、索引に追加したい語句を選択します。
  2. 索引パレットで、「参照」を選択します。
  3. ブック内の開いているドキュメントの索引項目を作成するには、「ブック」を選択します。
  4. 索引パレットメニューから「新規ページ参照」を選択します。
  5. 「すべて追加」を選択します。
    InDesignは、選択されたテキストと一致する、すべてのテキストに索引マーカーを追加します。
    索引項目が多数になってしまう可能性もあります。

ページ範囲の索引を作成

1ページ分のページ番号の変わりに、「猫82-87」のようなページ範囲を表示する索引項目を作成することができます。
「新規ページ参照」ダイアログボックスの種類ポップアップメニューには、次のようなページ範囲のオプションが用意されています。

  • 次のスタイル変更へ
    索引マーカーが設定されている段落スタイルから次の段落スタイルに変わるまでのページ範囲を表示します。
  • 次の使用スタイルへ
    索引マーカーが設定されている段落の段落スタイルから、右側のスタイルポップアップメニューで選択した段落スタイルに変わるまでのページ範囲を表示します。
  • ストーリーの最後へ
    索引マーカーが設定されているページから、そのテキストが含まれるストーリーの最後のページまでのページ範囲を表示します。
  • ドキュメントの最後へ
    索引マーカーが設定されているページからそのドキュメントの最後のページまでのページ範囲を表示します。
  • セクションの最後へ
    索引マーカーが設定されているページからそのセクションの最後までのページ範囲を表示します。セクションについては、ページ番号とセクションの設定を参照してください。
  • 次の段落数
    索引マーカーが設定されている段落から、右側のテキストボックスで指定した段落数までのページ範囲が表示されます。指定した段落数が実際の段落数より多い場合は、最後の段落までのページ範囲が表示されます。
  • 次のページ数
    索引マーカーが設定されている段落から、右側のテキストボックスで指定したページ数までのページ範囲が表示されます。指定したページ数が実際のページ数より多い場合は、最後のページまでのページ範囲が表示されます。
  • ページ範囲の圧縮
    ページ範囲を圧縮します。

相互参照の追加

  • 相互参照はページ番号の代わりに関連項目を指し示す索引項目です。相互参照は索引パレットで作成することができます(索引パレットの操作を参照してください)。
    相互参照は、通常の索引項目とは異なる役目を果たします。
  • 相互参照は「動物誌 動物を参照」のようにドキュメントやブック内の一般的な語句と同等の語句を関連付けます。
    このような相互参照の項目はページ参照を含みません。より詳細に索引を付けられている語句を示すだけです。
  • 相互参照は「猫 山猫も参照」のように見出しに関連はあるが同等ではない項目を示します。
    この場合は相互参照の他に、ページ番号や項目の見出しに直接関連のある下位の項目が含まれます。

    InDesignで相互参照を作成する際に、使用する接尾辞を選択できます。
    「ここを参照」、「ここも参照」が既定の語句です。
    ページ番号や下位項目、または両方を含む項目は「ここも参照」。
    ページ番号や下位項目を含まない項目は「ここを参照」。
    索引パレットの詳細は、索引パレットの操作を参照してください。

相互参照を追加するには:

  1. ウィンドウ/書式と表/索引を選択し、索引パレットを表示します。
  2. 「参照」を選択します。
  3. ブックファイル内で開いている他のドキュメントの索引項目をみたい場合は、「ブック」を選択します。
  4. 索引パレットメニューから「新規ページ参照」を選択します。
  5. 「索引項目」ボックスに見出しを入力します。詳細は索引項目の追加を参照してください。
  6. 種類メニューで「ここを(も)参照」を選択します。
  7. 「参照される項目」に見出しを入力するか、下に表示されている見出しリストからドラッグします。
  8. 「追加」をクリックして相互参照を索引に追加します。
    索引パレットと作成される索引に相互参照が追加されますが、ドキュメント内の索引マーカーには関連付けられていません。

索引項目と見出しの編集

  • 索引を作成する前または後、索引パレットを使用して項目を編集します。
    生成した索引のテキストに直接変更を加えた場合、索引を再度生成すると変更は破棄されます。
  • 名称の変更や新しい読みの適用など、見出しを変更した際に、その見出しを使用する項目すべてを自動で更新するには、索引パレットを見出しモードで使用します。
    反対に単一の項目のみを変更する場合には参照モードを使用します。
    参照モードではまた相互参照を追加したり、ページ参照に関連付けられた索引マーカーを配置することもできます。

見出しを編集するには:

  1. 索引見出しを含むドキュメントを開きます。
  2. 索引パレットで「見出し」を選択します。
  3. 索引パレットのリストから編集する見出しをダブルクリックします。
  4. 見出しの編集が完了したら、「OK」をクリックします。

索引項目を編集するには:

  1. 索引項目を含んでいるドキュメントを開きます。
  2. 索引パレットで、「参照」を選択します。
  3. 索引パレットのリストから、索引項目やページ参照を選択します。
    ページ参照を選択するには、索引項目の下にあるページアイコンを選択します。
  4. 編集する項目またはページ参照をダブルクリックします。
  5. 項目を編集して「OK」をクリックします。

ドキュメントウィンドウで、ページ参照項目のマーカーを選択、表示するには:

  1. 書式/制御文字の表示を選択すると、ドキュメントウィンドウに索引マーカーが表示されます
  2. 参照モードで配置したい項目を選択します。
  3. 索引パレットメニューから「選択したマーカへ」を選択します。
    テキスト挿入点は索引マーカーの右側に表示されます。
    Shift+左向き矢印キーを押して、マーカーを選択し、カット、コピー、などの作業を行うことができます。
    詳細はマーカーの操作を参照してください。

索引パレットで索引項目を検索するには:

  1. 索引パレットメニューから「検索」を選択します。
  2. 「検索」テキストボックスに検索したい語句を入力し、上向き矢印または下向き矢印ボタンをクリックします。

索引マーカーを削除するには:

  • 次のいずれかの操作を行います。
    • 索引パレットのリストから、削除する索引項目、あるいは見出しを選択して、「選択した項目を削除」ボタン ゴミ箱ボタンをクリックします。 注意: 選択された索引項目の中に項目がある場合、その項目も削除されます。
    • ドキュメントウィンドウで、索引マーカーを選択して、Backspaceキー(Windows)またはDeleteキー(Macintosh)を押します。

索引の生成

  • 索引項目を追加して索引パレット上でプレビューしたら、索引を生成し、ドキュメント上に配置します。
  • 生成した索引は、独立したドキュメント、あるいは既存のドキュメント上に配置することができます。
    索引を生成する際に、InDesignはドキュメントやブック内の索引項目や更新されたページ番号をコンパイルします。
    索引項目を追加や削除したり、ドキュメントのページを振り直した場合には更新するために索引の再生成が必要です。
  • 索引マーカーが、オーバーセットテキストの中にある場合、索引の作成時に、索引にこれらのマーカーを含むかどうかを尋ねるダイアログボックスが表示されます。
    「はい」をクリックすると、ページ番号のない項目が索引に表示されます。

索引を作成するには:

  1. 次のいずれかの操作を行います。
    • ひとつのドキュメントの索引を作成する場合、ドキュメントの終わりに索引用の新規ページを追加しておくとよいでしょう。
    • ブックで複数のドキュメントの索引を作成する場合、索引用のドキュメントを作成して開き、そのドキュメントがブックに含まれていることを確認します。
  2. 索引パレットから「索引の作成」を選択します。次のオプションの設定を行います。
    • 「タイトル」に、索引の一番最初に表示されるテキストを入力します。
      タイトルのスタイルポップアップメニューから索引タイトルのスタイルを選択します。
      ここで選択できるスタイルは段落スタイルとして設定されているものです。
    • 既存の索引を置き換える場合は、「索引を置換」を選択します。
      これまでに索引を作成していない場合このオプションはグレー表示されています。
    • ブックのドキュメントから索引を作成する場合は、「ブックのドキュメントを含む」を選択します。
      このオプションを選択すると、現在のブックの設定によって、ブック内の各ドキュメントから索引を生成し、ページ番号を割り付けます。
      現在のドキュメントだけの索引を生成する場合、このオプションの選択を解除します。
    • 非表示になっているレイヤーの索引マーカーを索引に含まれるようにするには、「隠れたレイヤーのエントリを含む」を選択します。
    • 追加の索引オプションを表示するには、「詳細設定」をクリックします。詳細は、索引の書式を参照してください。
  3. 「OK」をクリックします。「索引を置換」の選択が解除されている場合、テキスト配置アイコンが表示されます。他のテキストと同じように、生成された索引のテキストを配置します。
    ヒント: 生成した索引のテキスト内の索引の項目に直接変更を加えると、索引を更新した際に、その変更はすべて元に戻ってしまいます。
    そのため、索引項目を直接編集せずに、索引パレットで編集し、再度索引を生成するようにしてください。

索引の書式

「索引の作成」ダイアログボックスで「詳細設定」をクリックすると、索引のスタイルやレベルスタイルを設定するオプションが表示されます。生成する索引は、InDesignに組み込まれている索引用の段落スタイルや文字スタイルで書式設定したり、段落スタイルや文字スタイルパレットで作成したスタイルを設定したりすることができます。また、索引を生成した後、段落スタイルと文字スタイルパレットでこれらのスタイルを編集することができます。
「索引を作成」ダイアログボックスで「詳細設定」をクリックすると、次の書式を設定するオプションが表示されます。

  • 入れ子/一行にまとめる
    索引の書式をデフォルトで、段落下げした別の段落として1つ下のレベルの索引項目を表示する「入れ子」スタイルにするか、レベルの異なる索引項目を1つの段落に表示する「1行にまとめる」スタイルにするかを選択します。一行にまとめる場合は、「項目分離」オプションで項目を区分けする文字を設定します。
  • 索引セクション見出しを含む
    このオプションを選択すると、A、B、Cなどのアルファベットのセクション見出しの下に索引項目が生成されます。
  • 空の索引セクションを含む
    このオプションを選択すると、A、B、Cや、あ、い、う、え、お、といった各セクション見出しの中に索引項目が含まれない場合も、すべての見出し項目が生成されます。
  • レベルスタイル
    索引項目の各レベルごとに、適用される段落スタイルを選択します。索引を生成した後、段落スタイルパレットでこれらのスタイルを編集することができます。
  • セクションの見出し
    セクション見出しの段落スタイルを選択します。
  • ページ番号
    索引項目に対するページ番号が複数ある場合、ページ番号間の区切りに使用する、特殊文字を入力するか選択します。デフォルトでは、コンマの後にENスペースが入るように設定されています。
  • 項目間
    「一行にまとめる」が選択されている場合、索引項目間の区切りに使用する、特殊文字を入力するか選択します。デフォルトでは「、」(全角の読点)が設定されています。「入れ子」が選択されている場合、この設定は1つの索引項目に対して2つの相互参照が設定されているときの、相互参照間の区切りに使用されます。
  • 相互参照前
    索引項目やページ参照と相互参照の区切りに使用する、特殊文字を入力するか選択します。デフォルトでは、ピリオド(.)の後に半角スペース入るように設定されています。文字を切り替えるか、対応するレベルスタイルを編集して、この文字の書式を設定します。
  • ページ範囲
    「アニマル 38-43」のような、ページ範囲の最初と最後の番号の間に表示する文字を選択します。デフォルトでは、ENダッシュが設定されています。文字を切り替えるか、ページ番号スタイルを編集して、この文字の書式を設定します。
  • 項目終了
    項目の終わりに表示する、特殊文字を入力するか選択します。「一行にまとめる」が選択される場合、特殊文字は最後の相互参照の終わりに表示されます。デフォルトでは、何も文字は設定されていません。

マーカーの操作

InDesignは索引項目やXMLタグ、ハイパーリンクテキスト、アンカーなどのマーカーをテキストに挿入します。
これらのマーカーは幅を持たず、テキストの構成には影響を及ぼしません。
しかしこれらのマーカーを選択し、切り取りやコピー、削除を行うことはできます。

InDesignは、ドキュメント内に設定されているマーカーを利用して、正確なブックマークや目次のページ参照、索引、PDFファイルへの書き出しを行います。
すべてのマーカーを表示したり、ハイパーリンクやタグ付きマーカーなどのみを表示させることができます。
ストーリーエディタではより大きく表示し、簡単に確認することができます(ストーリーエディタについてを参照してください)。

注意: 単語を選択する場合、その単語に設定されているマーカーもすべて選択されます。テキストをカット、コピー、削除する際には気を付けてください。
マーカーの種類のイラスト(コールアウト付き) A. タグマーカー B. 索引マーカー C. ハイパーリンク
マーカーの種類A. タグマーカー B. 索引マーカー C. ハイパーリンク

マーカーを表示するには:

  • 書式/制御文字の表示を選択します。

ハイパーリンクマーカーのみを表示するには:

  • 表示/ハイパーリンクを表示を選択します。

タグマーカーのみを表示するには:

  • 表示/構造/タグマーカーを表示を選択します。

マーカーを選択するには:

  • 書式/制御文字の表示を選択します。
    マーカーの隣にテキスト挿入点を置きます。
    Shiftキーを押しながら、左向きまたは右向き矢印キーを押して、マーカーを選択します。
    索引パレットメニューから「選択したマーカへ」を選択することによって、索引マーカーを選択することもできます。

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