MapInfo は「レイアウト」から印刷すると、縦置き用紙への印刷、大きい用紙への印刷がかんたんになる。
MapInfo Professional 9.5 レイアウト作成
レイアウト
「レイアウト」の用紙サイズ、方向(横置き、縦置き)は、[オプション]-[環境設定]-[プリンタ]で選択したプリンタの設定に従う。
MapInfo で使うプリンタを決めて、下図のように設定した。【A3 縦置き カラー】


メニューから[ウィンドウ]-[レイアウトウィンドウを表示]を選択。
下図は、右側のマップウィンドウから左側のレイアウトウィンドウを作成した例。
マップウィンドウの「ビューの変更」で表示サイズを設定すると、レイアウトウィンドウに反映される。
【ズームウィンドウ幅 7.559km / マップ縮尺 1cm = 0.2101 / ウィンドウの中心 X 25,030m Y 44,370m】

レイアウト枠内のマップをダブルクリックで、枠の大きさを変更できる(上の図はすでに変更を加えている)。
範囲 X2 29.314 Y2 41.654
中心 X 14.907 Y 21.077
幅 28.82 高さ 41.16
縮尺 1cm = 0.2623

マップウィンドウのレイヤー構成で、ラスター画像を入れ替える(現在の航空写真へ)。
下図(右)で戦前航空写真のチェックを外し、現在の航空写真にチェックを入れる。

マップウィンドウで切り替わったラスター画像は、レイアウトウィンドウにも反映される。


レイアウトウィンドウの余白の設定
[ファイル]-[ページの設定](右図)で設定。
ここで用紙サイズを変更しても、レイアウトの大きさは変わらない。ページ区切りが変更される。
MapInfo Professional 9.5 レイアウトの応用 2つ作成
A3縦置きのレイアウトとA3横置きのレイアウトを作成。
同じマップウィンドウから作成すると、2つのレイアウトは連動する。別にマップウィンドウをもう一つ作成して(マップ:2)、このマップからレイアウトを作成(レイアウト:2)。マップ:1はレイアウト:1に、マップ:2はレイアウト:2に連動する(下図)。
下の図は、マップ:1の下にマップ:2のウィンドウが隠れている。

2つのレイアウトはそれぞれ独立して動作する。一方に現在の航空写真ラスター画像を、他方に戦前の航空写真を表示することが可能。また一方のレイアウトだけを拡大することもできる(下図)。
